株式会社 ユア・ヒストリー

「するが」の語源はインドネシア語で「天国」

縄文時代の頃、黒潮に乗って今の駿河、静岡県に流れ着いた漂流民

ひと昔、何かの文献で読んだのだが、駿河(するが)の語源は、縄文時代の頃、黒潮に乗って今の駿河、静岡県に流れ着いた漂流民が、ここはスルガやなと言って住み着いたのがスルガの地名の始めとなったということだった。たしかに日本語の関連にスルガと発音するする言葉はなさそうだ。漢字で駿河とするのは当て字であろう。流れの早い川(富士川)の意味と言うようであるが、発音的に日本語らしくはない。事実、日本にいたインドネシア人の辞書を紐解いてみたら、インドネシア語でSURUGAとは、「天国」とあった。インドネシアのほうから島伝いに来たのであろうが、たどり着いた静岡県の気候、風景は (つづく)